知ると役立つ情報

【実体験】理系の大学院に行く本当メリットについて語る|ネットの情報はうそ?

投稿日:

理系大学院の本当のメリットについて語る

【更新日】2019/12/19

理系 大学院

この記事にたどり着いたあなたは、

大学3回生。理系の大学院に進みたい。 でも大学院って具体的にどういうメリットがあるんだろう? 大学院進学の本当のメリットについて教えて欲しい!

こういう方ではないでしょうか?

初めまして、ロンダです。

私は国公立大学を留年した後、京都大学医学部(院)を受験して今はそこに通っている大学院生です。

僕自身、大学院受験生だったので受験生の気持ちは痛いほど分かります。

正直、大学院の受験ってほとんど情報が0なんですよね。

今回のテーマの大学院進学のメリットについてもほとんど情報がありません。

 

この記事では、

理系の大学院に進学するメリットを教えて欲しい!といった方に向けて

京大の理系の大学院に進学した経験を元に、理系大学院に進学するメリットについてどこよりもぶっちゃけて語りたいと思います。

 

この記事を読み終み終わった頃には、

理系大学院に進学する本当のメリットが分かり、進路をより正しく選ぶ事ができると思います。

この記事で得られる事

  • 理系の大学院に進学する本当のメリットが分かる
  • 進路を正しく選ぶ事ができる

そもそも理系はどれくらいの人が大学院に進むの?

理系 大学院 進学

そもそも理系はどれくらいの人が大学院に進むんでしょうか?

文部科学省が作成したデータによると、

https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2017/07/24/1386653_05.pdf

H28年には理系大学生の40%が、大学院に進学しています。

大体半分ぐらいでしょうか。

結構多くの人が大学院に進学していますね。

理系、文系合わせての全体の進学率は10%程度なので理系は特に大学院に進学する人が多いみたいです。

 

なぜこんなに多くの理系大学生が大学院に進学するのでしょうか?

それは、大学院に進学すると自分にメリットがあると思っているからです。

ネットには、大学院に進学すると専門知識がつく、初任給が高くなる、プレゼン能力がつく等の様々なメリットがあると紹介されています。

しかし、断言します。

上のようなメリットは、大学院進学の本当のメリットではありません。

実はネットで言われているメリットは、穴があるのです。

 

ネットで言われているメリットについて

その穴とはなんなのか?ひとつずつ、みていきたいと思います。

 

専門知識がつく

理系 大学院

これは一番最初に言われるメリットですね。その分野の専門知識がつくってよく言われます。

しかし実際の現場はそんな感じでは捉えていません。

企業の採用担当者だった人が仰っていたのですが、修士を卒業した学生は、素人に毛が生えた程度にしか思われていません。

冷静に考えるとそうですよね。

2年間研究しただけで、専門知識がついたらコスパ良すぎます。

どちらかというと、研究論文を読める力、研究思考があるという点の方が評価されています。

 

初任給が高くなる

理系 大学院

これもよく言われますね。しかし実際は微妙です。

厚生労働省の調査によると、大学院生は学部生に比べて大体2万円ほど初任給が高くなります。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/17/01.html

しかし、冷静に考えてみてください。

大抵の企業は2年に1度くらいのペースで昇給があります。

学部卒の人間は2年前から働いているので、1回は昇給を挟んでいます。

なので、大学院生だけが給料が高いかと言われれば微妙なところです。

しかも、大学院生は大学院の学費が2年間で何百万とかかっています。

この額を投資回収するのに2万円の給料の差で十分かと言われるとなんとも言えない所です。

 

プレゼン能力がつく

理系 大学院

これに関しては、一番微妙ですね。

プレゼンは回数に比例して上手くなっていくものです。

恐らく大学院生はプレゼンの頻度が多いというイメージを持たれているのでしょうが

大学院生と会社員を比べると、むしろ会社員の方がプレゼンの機会が多いと思います。

プレゼンのロジックを組むという作業も会社員でも出来ますので、大学院の優位性とはならないでしょう。

 

理系大学院進学の本当のメリットとは?

というわけで、ネットで言われている大学院進学のメリットはどれも微妙なわけです。(どこか穴がある)

じゃあ、大学院に進学するメリットってないの?っていうと、それも違います。

大学院に進学する事はめちゃくちゃメリットがあります。

大学院に行くと、鍛えられる能力はたくさんあります。

しかもこの能力はどこでもつくという訳ではなく、大学院で学ぶのが一番コスパよく鍛える事ができる能力です。しかも市場価値が鬼のように高い能力です。

この能力について説明したいと思います。

仮説を立てる力がつく

理系 大学院

仮説を立てる力がつく。

これこそ大学院進学の最強のメリットだと思います。

大学院は研究をする機関です。大学院生も当然研究をする事になります。

では、研究をする事によって鍛えられる能力とはなんでしょうか?

それが仮説を立てる力です。

 

具体例を出して説明します。

例えば、あなたがある病気の原因となるタンパク質を探す研究を任されたとします。

もし発見できれば、ノーベル賞級です。

 

では質問です。あなたはまず何をしますか?

とりあえず適当にこのタンパクだろ!

とランダムに選んでいっても恐らく一生かかっても見つかりません。体の中にタンパク質は無数にありますから、、。

では、どうするか?  まず仮説を立てるのです。

過去の研究論文を読み、実験結果に注目し、恐らくAというタンパク質がこの病気の原因である。という仮説を立てます。

その後は、以下のように実験をして仮説を検証します。

理系 大学院

間違っていたら仮説を修正します。

更に論文を読み込み、病気と関連性が高そうなタンパクを再度探します。

という訳で、研究とは仮説を立て、実験によってその仮説を検証するという一連の行動です。

つまり、研究をしていると仮説をイヤでも立てるようになるのです。

仮説を何回も立てていくと、仮説の精度が徐々に上がっていきます。

ips細胞の樹立でノーベル賞を受賞された山中教授も仮説にこだわっていた事で有名です。

 

そしてこの仮説を立てる力が、今後のキャリアで非常に生きてきます。

先ほどの例でも出てきた通り、仮説を立てるのと立てないのではその仕事にかかる時間が天と地ほど違います。

つまり、仮説を立てれる=仕事を精度高く、早く終わらせる事ができるという事になります。

世の中の人は仮説をたてない?

理系 大学院

実際仮説を立てて仕事をしている人がどれくらいいるでしょうか?

恐らく実感値で、1割くらいの人しか仮説を立てていないと思います。

これはつまりどういう事かというと、大学院できっちり仮説を立てる力をつける事ができれば、一気にトップ10%にいけるという事です。

仮説力=仕事力ですからね。

多くの人は仕事を取り組む際にPDCAというフレームワークを使うと思いますが、あれでは不完全です。

まず仮説を立てるフェーズ(英語で仮説はHypothesis)が必要なので、本来はHPDCAです。

研究は常にこのHPDCAを回しているので、あれほどの大発見ができるのです。

大学院に行くと、HPDCAを回す力がイヤでもつきます。これこそ、大学院に進学する本当のメリットです。

 

理系大学院進学の第一歩目は、、

いかがだったでしょうか?

大学院進学に対して、大分イメージが変わったかもしれません。

ネットでいわれているメリットは微妙ですが。大学院進学には確固たるメリットがあります。

是非進路を考える参考にしてみてください!

この記事をみて大学院に進みたくなった!という方は、これからの大学院受験の勉強を最もコスパとく進めれる為の記事を用意してますのでご覧ください。(5分くらいで読めます)

次に読む
大学院 英語 対策
最速で合格へ!大学院の専門英語対策3ステップ

もくじ 大学院の専門英語対策を徹底解説専門の英語の対策って必要なの?大学院の専門英語のレベルってどれくらい?大学院英語の単語のレベルは?大学院英語の文法のレベルは?大学院の専門英語対策3ステップ1.専 ...

続きを見る

 

【追加日】2019/12/20 こちらに関しては質問が多いので、動画でもまとめました。

  • この記事を書いた人
ロンダさん

ロンダさん

大学留年。                 そこで人生を考え直し京大医学部の大学院へ。アホ大学生が正しい方法と知識を使って、最速で合格を手にした物語です。 経験者しか語れない事を書きまくります。 youtubeでも聞くだけで分かる教材を出しています。 詳しくは↓

-知ると役立つ情報
-,

Copyright© 大学院受験の教科書  , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.